ラズパイいい感じですよね。
まぁせっかくなんでこいつをゲーム機にしてやろうと思って、raspbian上で動くエミュレータとかフリーゲームを漁っていたら、もっといいものがありました。
それがLakkaというプロジェクトです。
↑こんな感じの画面で、ROMを選んで遊べる。
入っているエミュレータの数も多く、SNES/NESはもちろんのこと、PSや64とかもいける模様。
ただし私は64本体を持っていないので、当然ソフトも持ってない。なので試したのはSNES(スーファミ)のみ。
PSも昔吸いだしたBIOSがあるから試せますけど、まだ未検証です。FAQを読む限り特定のバージョンのBIOSしかサポートしてないのかな? 不明。
いずれにしてもPS1はCPUクロックが40MHz弱。クロックについては命令セットの問題で単純比較はできないですが、今のラズパイ3ならエミュレーションする対象としては余裕です。
なのでまぁキチンとセットアップすれば、スペックが足りないということはないと思います。
ラズパイに限らず、古いPCや様々なSBC(Single Board Computer)上で動作するエミュレータ群と、ジョイパッドで操作できるシェルって感じ。
基本的にイメージをダウンロードして、microSDに書き込んでラズパイに挿せば動く。
ただしまぁいくつかトラブル踏んだので、書いておきます。
2017.2.15追記
結構人気がある記事っぽいので、Raspberry Pi+Lakkaで遊ぶために必要なブツの一覧だけ書き足しておきたい。
お買い物の参考にどうぞ。
- raspberry pi3(2でも可。ただしPlaystationを遊びたいなら3が良いだろう)
- micro SDカード(遊びたいゲームの総容量による。スーファミなどのゲームなら2GBで余裕すぎる)
- micro USBケーブル(給電用。ラズパイ2で2A、3で2.5A)
- AC/USBアダプタ(給電用。コンセントからUSBの充電ができるアレ。要求出力は上と同じ)
- HDMIケーブル(映像出力用)
- USBゲームパッド(LakkaはBluetoothも対応している。PS3の純正コントローラも可能)
- ディスプレイ(HDMIで音声も送る場合、スピーカー内臓の普通のテレビなどが好適)
シェルでアイコンが表示されず、黒い四角が出る
ディスクイメージを適切に書き込めていないのが問題と思います。
公式サイトのチュートリアルだと、Etcherというディスクイメージのライティングツールが推奨されていますが、これで書き込むとうまくいきませんでした。
SDFormatterで書き込みなおしたところ、この問題は解決しました。
PS3のコントローラが動かない
起動後、PSボタンを押したら認識した。
公式Q&Aにも書いてある。
ただ友人の持っていた互換コントローラは動かなかったので、対応コントローラとそうでないものはある模様。
普通にPC用のコントローラは何種か試したけどいずれも動作した。
ROMを認識しない
たぶんスーファミ(SNES)とかのROMを転送しても、すべてが認識されないと思います。
これはネットからダウンロードしたような、イリーガルなROMをLakkaで遊ばないように作者が対応しているようですね。
具体的に言うとnon-introなROMファイルはROMのAuto detectionで弾くようになっているとのことです。
githubに質問があったので、同じようなしょーもない質問を投げるのはやめましょう。
ただまぁROMを持っているのは大前提としても、吸出し機を自分でみんなが作っているかというと疑問ですよね。
法的に良いかどうかはすごく微妙なんですけど、自分が所有しているカートリッジのROMを落とすのはまぁアリかなと。
ダンパーは一応私も作って持ってますけどね。10年は前につくったやつですけど・・。
2.54mmピッチのカードエッジコネクタがあればカートリッジ接合部は規格品として扱えるので、まぁ吸えるんですけど。回路図も公開されています。
・・って、今調べたらAmazonでも吸出し機売ってるんですねー、、。すげーわ現代。
まぁROMをLakkaが認識しないという問題点の解決法だけ書いておくなら、PlayListファイルを手書きしてください。以上です。
フォーマットはテキストエディタでPlayListを開けばだれでもわかります。
CRC32は正しいものでなくても影響ありません。ROMの重複判定用です。
最後に
ないとは思いますけど、この記事について、くだらない違法ユース的な質問はつけないでください。
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