今日は美味しいビールの注ぎ方を紹介します。
おいしいビールの注ぎ方をすれば、ご家庭でのビールももっとおいしく楽しめます。
ちょっと手間はかかりますが、だれでもおいしくビールが注げる「三度注ぎ」についてご説明いたします。
おいしいビールの注ぎ方
- グラスを冷やしておきます
冷蔵庫で冷やしましょう。冷凍庫で凍らせるのはNGです。グラスに付着した氷の粒がきめ細やかな泡立ちを阻害し、氷が溶けるとビールの味のバランスを壊します。また、人間がおいしいと感じる飲み物の適温は体温±20度程度とされていますが、凍らせたグラスでは冷たすぎます。また、グラスが冷えていないとビールの泡立ちが荒くなります。 - ビールを注ぎます
まずグラスを垂直に立て、すこし高い位置からグラスの底に叩き付けるような感じでビールを注ぎます。この時グラスはほとんど泡だけになります。 - 少し待ちます
ステップ2では荒い泡と細かい泡が大量にできますが、荒い泡が消え、ビールが落ち着くのを待ちます。 - 普通に注ぐ
今度はグラスのすぐ上(高くない位置から)ビールを普通に注ぎます。泡を持ち上げるようなイメージでビールを入れます。まだ泡はいっぱいです。 - さらに待つ
泡がきめ細やかな泡になるのを待ちます。 - 泡を盛り上げて完成!
グラスの淵から泡が盛り上がるようにゆっくりとビールを注いで完成です。泡と液の比率は一般的に3:7程度がいいとされています。プルプルした泡ができれば上出来です。
ちなみに上の注ぎ方はおいしいビールが作れるのですが、ぶっちゃけ注ぐのに結構時間がかかるので、飲み会などではやらないほうがいいでしょう。めんどくさがられます。
後、文字だけではわかりにくいかもですので、動画もご紹介しておきます。
キリン式
サントリー式
グラスもあったものを
リンク
陶器製のタンブラーはきめ細やかな泡立ちが特徴で、それはそれで良いものです。
しかしビールを楽しむ一つのポイントに、「色合い」がありますし、陶器では泡の分量を見て確かめることができません。
やはり基本としてはガラス製のものをお勧めします。