ビールの味の表現。スーパードライはドライなビールか?

クラフトビールに目をつけるお酒好きの方であれば、ワインに対してソムリエが風味の評価をする際に一定の言い回し(官能表現)を使って表現することをご存知かもしれません。
このワインの官能表現は国際規格で、全世界基本的に同じような風味に対しては同じ表現をソムリエは用います。さて、この官能表現ですがビールにも同じようなものがあります。

Beer Flavor Wheel
Beer Flavor Wheel

「猫っぽい匂い(Catty)」や「バナナのような匂い(Banana)」など、パッと見本当にビールの表現か? と思うようなものもありますね。バナナのような匂いなんて言うのは、ホワイトビール(メジャーな銘柄で言えばヒューガルデンとか)を呑んだりすると、わかりやすいですね。他の酒で言えば、日本酒の吟醸香(バナナやメロンのようなエステル香)でしょうか。

もちろんビールを楽しむ時にこんなものに従う必要はまったくないのですが、それでもこういった表現をチラ見しておくとひとついいことがあります。

それは「いろんな味のビールがある」という心構えができることです。

世界にはさまざまな色や香り、味のビールがあります。
それを「普段飲み慣れているビールと違っている」という理由だけで「まずい」と思ってしまうのはもったいないと思うのです。ビールとはもっと懐の広い飲み物ということを知って楽しんでいただければ、きっとおいしく楽しめるビールもあると思います。

ちなみにタイトルの「ドライ」なビールですが、ビールにおけるドライとは基本的に苦味に関する表現です。
味の広がりやふくらみに乏しく、反面締まった味に対して使います。シャープさ、渋みなども伴う場合があります。
スーパードライがドライなビールか、というと「うーん?」という感じですね。ビールとしてはおいしいのですけど、表現としては??

色も麦芽由来だと黄色~茶~黒とかですが、世の中赤色や緑、青色のビールなんていうものもあります(もちろん着色料によるものですが)。

また、アルコール度数もいろいろで、アルコールはお酒のコクに大きくかかわっています。
よく売られているビールは5%程度ですが、世の中にはなんとアルコール度数67.5%とかいう頭がおかしい(褒め言葉)ビールもあったりします・・。

一回でいいので世界一度数が高いビールを飲んでみたいのですが、なかなか手に入りません。
行きつけのバーなどでも、話のネタとして存在は知られて入るものの、実際に飲んだことのある人はおらず・・。

もし入手された方がおられましたら、ぜひご相伴に預からせてください。マジで。

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