国内vpsで多分一番安いServersMan@VPSですが、いくつか借りているうちの一つのインスタンスが接続できなくなってしまいました。
Web管理画面から見ると、インスタンスは生きている模様。ところでこのVPSサービス、仮想化基盤にOpenVZを使っているとか何とかで、メモリが逼迫するとOMMKillerなるものがプロセスを殺しにやってきます。
以前はそれでsshdのプロセスが殺されてしまい、再起動しないことはなんともならなくなりました。
今回はメモリ使用量には気を使っていたはずですが、まぁ同様かもしれないと思いおもむろに再起動。……やはりつながりません。ssh以前にpingが通らないので、どうもネットワーク的に死んでる模様。
シリアル接続のないDTIのVPSでこうなるとリモートではお手上げなので、サポートに電話。……したらメールで質問せよとのことでメールで質問。以下の答えが帰ってきました。
現在の状態
サーバーの状態を確認したところ、yum update により initscriptsパッケージがupdateされたことにより、ネットワークインターフェースが正常に起動できなくなっている。
[OS初期時] initscripts-9.49.17-1.el7_0.1.x86_64
[update後] initscripts-9.49.24-1.el7.x86_64 ←今これ
動かない理由
CentOS7に含まれるパッケージと、DTI利用の仮想化プラットフォーム(多分OpenVZ)の相性によるものであり、yum update後の仮想サーバーの再起動によりinitscriptsのUpdate後バージョンが適用されてしまったものと思われる。
現状ではIPv4アドレスを取得できず、外部からアクセスが出来ない。
対応方法
1.サーバー初期化
2.DTIでサーバーの設定を変更する
(変更手順)
・現状のinitscriptsのパッケージの削除
・initscripts-9.49.17-1.el7.x86_64 をインストール
・サーバーの再起動
yum updateでの再発防止
initscriptsのupdateを回避。
■yum.confに追記する内容
exclude=initscripts*
そしてどうなったか
まぁこんなかんじでした。結構すぐメールの返事は来た割にしっかりとした回答だったことは好感が持てます。ってか他の人のインスタンスでも同様の症状出てるんじゃないのかな…。
で、とりあえずバックアップしきっていないデータもあったので、2をお願いしたんですけれども、まだ完了の報告が来ません。まぁ18:30すぎだったからサポートの時間超えたのかも。
しかし、今回は自社のベータサービスだからいいものの、そうでないならこんな半日停まるのをフツーに放置されるとすげー困るんだけどなぁ…。
そもそもOS(に付随するソフトウェア)のアップデートをしていたらサービス使えなくなるって言うなら、パッケージのアップデートが出たタイミングでメールとかで警告してくれればいいのに。勝手に突っ込んだソフトならともかく、標準で入っているのをアップデートしていっただけやで……。
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