こんにちは。もとやんです。
テキストエディタ、それは宗教戦争の角笛。最強テキストエディタ論争は人類の歴史と同様に古から連綿と続いてきました。
かの有名なvim vs emacs論争は言うまでもなく、ide vs editorなどといった少し違う軸での比較。
テキストを書くことを生業にしている、とは言え小説家とかではございません。
私が仕事で書いている文章は以下のようなものです。
- ソースコード(プログラム)
- HTML/CSS
- ソフトウェアの開発資料
- ブログの記事(趣味)
- 小説(趣味)
プログラムはなるべくIDEで書きたい派
のっけからおすすめするテキストエディタでも何でもなくなってしまうのですが、プログラムを書く際にはIDE(統合開発環境)を使いたい人です。
IDEは対象となる言語にもよりますが、一般的にはテキストエディタよりも高度な入力補完や、意味を踏まえた置換(リファクタリングにおける安全な名前の変更など)、プロジェクト管理機能をサポートしています。
特に入力補完(インテリセンス)やリファクタリング機能は重要です。これは単なる文字列としてテキストを扱っているのではなく、プログラミング言語という構造があるものとしてデータを取り扱えるということなので、より進んだ処理が行えるからです。
まぁ具体的に上げておくと、C#などの.net系の言語であればVisual Studio、iOSの開発ならXCode、androidならandroid studioをファーストチョイスで使っています。
PHPを書くときは大体NetBeansを使用しています。こちらについてはPHP Stormも人気がありますね。
小さなプログラムの編集であれば、notepad++を愛用しています。
HTML/CSSの編集はbracketsが良い
bracketsは主にadobeが開発しているソフトウェアです。
ぶっちゃけ巨大ファイルを開いたりしたらクソ重くなるor落ちるのと、ベースのメモリ消費量も結構多いので、エディタの地力という意味では劣ることころもあるのですが、普段HTML/CSS/JSを書く分には全く気になりません。
良いところはウェブ制作を強力にサポートしてくれる機能群です。
bracketsはSCSSにも対応しているのがよいのですが、素のHTML/CSSを編集するだけならCrescent Eveも使いやすく、強力な補完を備えた良エディタです。
プログラムを書くのはNotePad++が良い
軽量高速かつ多種のプログラミング言語のシンタックスハイライトにも対応し、取り回しの良いエディタです。
notepad++という名前ですが、その実力はインクリメント(+1)程度ではないでしょう。
EUC対応版という、EUC-JPとSJISに対応したフォークも存在しており、以前はそちらを使っていましたが今は開発の100%がUTF-8なので本家を使っています。
UTF-8であれば本家で対応していますし、UIの日本語化も本家で可能です。
ログを読むのはサクラエディタ
数百メガバイトや、GB単位になるビッグなログを読むときはサクラエディタを使っています。
重量級のファイルを開いても重くならないので、おそらくメモリ管理の仕方が良いのでしょう。
UIがイマイチ気に入らないので普段使いをしたことはありませんが、ワンポイント起用で光るエディタです。
重いファイルを編集できることのほかに個人的なグッドポイントは、矩形選択で、データ整形をしているとたまにこれが役立つときがあります。
小説を書くならMery
昔はTerapadを愛用していた。Meryの良さはアウトライン機能。
アウトラインエディタを別に使ってもいいけれど、一体になっていることに良さを感じる。
またフォントのレンダリングが比較的美しいので、文章を書いているときにちょっとテンションが上がる。
ソフトウェアの資料はウェブで
最近はこれをエディタで書くことがない。
大正義Microsoft Officeか、そうでなければウェブサービスとしてのドキュメントストレージを使う。
例えば社内wikiだったり、githubのwikiだったり、qiita::teamやesa.ioなどだ。
最近出てきたKibelaには期待している。
利用料無料のプランがあるので、社内の情報共有ツールを探している人は一度試してみるとよい。
まだまだ発展形なところはあるけど、うまく育って行ってくれるなら面白い。
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