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TCDさんのテーマ「Gorgeous」の小テーマを作った話

Wordpress

最近仕事で「ケアラー」という、障害者向けのメディアサイトをはじめました。
事業的な話はまぁ別にここに書いても仕方ないので、制作の上での話を時系列で書いておこうと思います。
事業開始したのは今年の1月末ぐらい。

情報サイトを作ろうと思い立つ

ユーザ投稿型のCGMにするか、一方的な配信型のメディアにするか検討。
このタイミングでRailsとかでユーザ投稿型のキュレーションサイトとか、Q&Aサイトとかのサンプルサイト2,3個作る。
サラッと書いてますけど、これでかなり時間潰してます。

ユーザ投稿型にしても投稿してくれそうなユーザの当てがないことに気づく

一方的な配信型のメディア運営へ方針転換。だったらWordpressでいいよねという流れに。
とりあえずテーマだけ作ればいいやということになったが、動けるデザイナーが諸般の事情でチームにいないのでまた悩む。

既存のテーマでいいじゃないかと開き直る

有料無料を含めて色々と物色する。海外産のテーマはフォントとかの指定が怪しかったので、TCDさんの「Gorgeous」という有料テーマをベースに改造することに。
テーマのデモサイトを見てもらば分かりますが、かなり面影はあります。

Gorgeousの改造で気づいたこと(主にデメリット)

ココが本題。色々と改造していく上で気づいたことがあったので、書いておきます。
デモサイトをよく見れば分かることも有りましたが、テーマを購入してから出ないとわからないこともあったので、購入を検討されている方の参考になれば。

サイドの幅が中途半端

購入前によく考えれば分かることですが、サイドバーの幅が220pxです。何が困るかといえば、この幅にちょうどいいAdsenseのバナーがないという話。結構苦しいサイジングで入れています。

我慢してもAdsenseをサイドバーにそのまま突っ込めない

またAdsenseです。まぁサイズに我慢して、サイドバーにAdsenseを入れようとすると変な枠が出ます。
テーマにコードベタ貼りでもいいんですが、テーマがスマホ対応してくれている関係もあって、WidgetでAdsenseのコードを貼ったほうが管理が楽そうなのでそうすると、枠が出ます。
要はテーマがWidgetに対して、枠をつけるスタイルを振ったボックスで囲むように設定されているのですが、Wordpressの仕様上テーマ側で設定された枠を管理画面で取ることはできません。
なのでこれを回避するために「BareHtmlWidget」を自前でチョコっと開発しました。

WordPressの作法に則っていないので小テーマを作りにくい

普通テーマをカスタムするときは小テーマを作ります。
もちろん今回も小テーマを作った上でカスタムしています。……が、このテーマ、Wordpressの流儀に則っていないので、カスタムする気の人はちょっと心構えが必要です。
具体的に言うと、通常テーマではget_header()やget_footer()と同系列の、get_sidebar()を使ってサイドバーを呼び出しますが、何故かサイドバーを含めて数カ所includeを使って読み込んでいる箇所があります。
規定のやり方に沿わないと、sidebar.phpを小テーマにコピーして編集するだけではダメで、sidebar.phpをincludeしているファイルを全て小テーマに移して編集しないとだめになり、小テーマを作る意味が無くなります。
あと、既にCodex等で利用が非推奨になっている関数等も使われているので、この辺りも要注意です。

関連記事のチョイスが苦しい

今このブログで使っているテーマStingerもそうなのですが、関連記事として同カテゴリの記事が出ます。
しかし今回、結構カテゴリは大雑把に切っているので、同一カテゴリでの表示があってもあまり刺さった提示ができないのです。
なので関連記事の表示はまた別のプラグインを使うなり、作るなりする予定です。

最後にケアラーで使っているプラグイン

まぁ色々書きましたが、言ってもデザインも綺麗ですし、イチから自分で作ることを考えれば断然ラクです。
ただ当たり前ですが、このテーマ一本で何でもOKなわけではないので、色々とプラグインを挿して使っています。
とりあえずリストだけ。

001 Prime Strategy Translate Accelerator

翻訳ファイルをキャッシュしてくれるプラグイン。ちょっと表示が早くなる。

Breadcrumb NavXT

定番パンくずプラグイン。色々とハックして使っている。

Broken Link Checker

記事内に外部リンク貼りまくりなので品質管理に必須。

Google XML Sitemaps

定番。

Jetpack by WordPress.com

おもにOGP出力、ソーシャル連携とCDN機能だけ利用。

MW WP Form

問い合わせ画面には最近これを使うことが多い。

PS Auto Sitemap

クローラビリティを稼ぐためのサイトマップを自動生成に使っている。要らない気がしてならない。

Twitter

Jetpackのtwitter cardsの設定がうまく動かなかったので併用。

WP Total Hacks

細々としたカスタムが一気にできるので便利。テーマの機能に含まれているものもあったが、こちらでカバーして使っている機能も多い。

WordPress Popular Posts

まだ入れているだけ。

Simple Map

記事中に地図を入れたいことがあったので導入した。GoogleMap標準の埋め込み機能はさすがに使いにくい。

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