ありとあらゆる事務職がGitを使うべき一つの理由

頭脳労働者は労働のアウトプットとして書類(ドキュメント)を残す。
アウトプットを効率的かつ安全確実な方法で管理するのはプロとして当然のことである。
そしてそのためには分散型バージョン管理システムを使うのが良く、デファクトスタンダードとなっているGitを使うことになるのである。

大体にして2018年にもなってファイルの履歴管理すらまともにできていない企業と現場が多すぎるのである。

「コピーが増えすぎてどれが最新かわからない」だの
「ファイルどこをいつ誰が触ったかわからない」だの

完全にコンピュータに振り回されていて、何のために仕事をしているのかわからなくなる有様なこともしばしばだ。
まぁイライラを書いていくとキリがないので適当に切り上げるが、Gitを適切に使えば

「どのファイルを」「いつ」「誰が」「何のために」変更し、その目的のために変更されたファイルは「他にどのファイルがあるか」

を問題なく記録し続けることができる。また、指定の版にまで戻したりすることも自由自在となる。
はっきり言って使わない理由が無いツールだ。操作が多少複雑であることを除けば。
しかしタイムマシンがこの世にあったとして、多少操縦が複雑だからといって利用しない選択肢が果たしてあるのだろうか?

Microsoft Officeにおける変更履歴の管理機能を有効に使っていると少し好感を持てる。
与えられたツールをよりよく使おうという姿勢が見えるからだ。だがベストではない。

Googleドキュメントを有効活用しているチームはそれなりに好感が持てる。
コラボレーションツールとしては無類の強力さを持ち、版管理も自動で行われる。しかし自動であるがゆえにどのの変更が何のための変更なのだかさっぱりわからなくなるのが問題だ。

やはりGitを始めとした本物のバージョン管理ツールを使うのが良い。
まともなプログラマはバージョン管理ツールを使わないという選択肢は取らない。
そしてバージョン管理ツールの便利さにどっぷりと使ったプログラマが、そうでない人間のために扱いやすくデチューンしたものが上に書いたようなものだ。

あなたがプロのホワイトカラーであるならばおもちゃのカートで満足してはならない。本物の車に乗るべきなのだ。

追記:ドキュメントのコンテンツとスタイルを分離して設計することも忘れてはならない。特にそれが文章である場合は。

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