このブログを見ているようなネットに詳しい方であればSSLはご存知でしょう。ブラウザの鍵マークのあれです。
で、このSSLで通信しているサイトをGoogle曰く若干、ほんの少し、わずかながらSEO上の好シグナルとして評価する(要は順位が上がるという話)と言っています。
ぶっちゃけ無視して良いレベルの影響度(ブレイクイーブンぐらい)だってGoogleも言ってるのでホントはこんな記事意味ないんですが……。
そうは言っても少しでも効果があるのであれば導入しようと思うのが人情です。
ただ、SSL証明書の導入は個人のサイトレベルで言えば、結構手間もお金も掛かります。お金のためにSEOするっていうのであれば、結局掛けたコストに見合わなければやらないでしょう。ここではコストを最小限にしたSSLの導入方法をお話します。
独自のIPアドレスかSSL SNI対応サーバを用意する
IE8+WindowsXPの組み合わせ(と古いガラケー)を捨てられるなら、SSL SNI対応サーバを、捨てられないなら個別のIPをくれるプランのレンタルサーバです。
前者(XP切り捨て)であればさくらインターネットのさくらのレンタルサーバのスタンダードが最近SNIの対応を始めたのでこれでいいでしょう。
IPを用意するのは、最安で行くならDTIのVPS、Entryプランがコスパ最強です。ただしVPSをちゃんと管理できる人にとっては、ですが。
サーバの管理とかできないよって人で最安を狙うなら、minibirdです。
月額費用でみるとminibirdのほうがさくらのレンタルサーバよりも安いんですが、さくらのレンタルサーバは証明書を自由な代理店で買って持ち込めるのと、SNI SSLを使うこと自体にオプション費用がかからないので、結果的にはSNIでいいならさくらのレンタルサーバのほうが安く付きます。
安価にSSL証明書を導入するのに準備するもの
minibirdを使う場合は同社のSSLboxを使うことになってしまうので、そこで証明書を買って設定すれば良いと思います。
それ以外の場合は、自分で証明書を調達しないといけません。今回は安くで上げることを前提にしているので、無料の証明書を使うか、格安の証明書を使うかの選択です。
無料のSSL証明書ならStartSSL、格安のSSL証明書なら以前はRapidSSLを一押しだったのですが、最近値上げがあったので、Comodo Positive SSLを推します。
StartSSLに対する、Comodo Positive SSL等の格安有償SSL証明書の優位性ですが、個人的には特に無いと思っています。ただしStartSSLは発行の処理が若干めんどくさいのと、心理的安心をお金で買うという店もあって私はSSL証明書が必要なときはだいたい安い証明書を購入しています。
具体的に言うと最近はSSLs.comってところで取得しています。海外サイトですが証明書はブランドが一緒ならどこで買っても物は一緒です。
2~3年分まとめて買うとディスカウントが効くのでうまいです。
国内代理店がいいっ!って言う人はSSLストアさんが安いかな・・。
あと、無料証明書でStartSSLとLet’s Encryptが有りますけど、どっちも良いと思います。ただ設定方法がぶっちゃけ難しいので、イマイチSSL/TLSとかよくわかんねーよって人にはおすすめしません。はい。
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