こんにちは。
さて、本日のテーマは「詰まった時に使える! 企画のひねり出し方」です。
まさに今ブログに書くネタにつまりきっていた結果書くことになったネタなのです!
仕事で対社内、対社外用の企画を出さないといけなくなったり、個人的にプロジェクトを走らせる時のネタ出しをするときであったり、ブログを書く時であったりに使えると思います。
コンセプトはひとつ。「頭に存在しないことを探してきて、頭のなかのものと混ぜる」です。では探し方をお話しましょう。
本屋に行く
本屋に行くのは古今東西、優秀なアイデア発掘法です。図書館でも可。
ただし、アイデアに詰まった時のキーは「全く関係のない」書架に行くことです。生まれて初めてとるような本が詰まってる書架とか最高ですね。
例えば「クワガタの育て方」とか「原始芸術の写真集」とか「演劇脚本の書き方」とか「麻雀の戦術書」とか「ルベーグ積分についての入門書」とか「生産管理手法のカタログ」とかなんでもいいです。
詰まってる対象と全然関係ない本をザクザク読むのがいいです。そしてそこに紹介されているテクニックや手法などを無理やりミックスするのです。
それが発想のノビを産みます。
ではとりあえず「九成宮醴泉銘の拓本」でも見てネタを考えてみてはどうでしょうか。
案件サイトを覗く
昨今クラウドソーシングのサービスが花盛りです。
クラウドワークスさんやランサーズさんが有名ですが、これらのサイトの募集案件もネタになります。
「○○を作って欲しい」というのは直接的なニーズですが、これらを眺めているといくつかの案件のネタに対して、自分だったらこうするとか出てきます。
それがネタのさらに種です。
さぁ、元々困っていたことにミックスしてみてください。
辞書を適当に開く
これは紙の辞書でしかできない荒業です(多分)。
おもむろに辞書(百科事典がいいです)を目をつぶってエイヤッと開いてください。
ページを読みます。混ぜます。
と、書いている間に知ったんですが、wikipediaはページをランダム表示できるみたいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Special:Randompage
まぁでもこの目的の為を言えば、関係のない前後の項目もぱっと見れたりする紙辞書が個人的には好みですね。
なるべく関係の無さそうな人と話す
最後は相手が要るので、ちょっとお手軽というわけでもないですが。
全然関係ないことを普段やっている人に、その普段やっていることを雑談がてら話を聞きに行きます。
その業界やらなにやらの常識(例えば業界用語の略称の付け方とか)は意外とネタ出しに使えたりします。
さて、今回ご紹介したいずれの手法も、いわば落語の三題噺のようなもので、脈絡のないもの同士が絡みあう妙を意図的に創りだすためのものです。
新しい情報を定期的に摂取するという意味ではキュレーションサービス(Gunosyとか)も有効なタイミングはあるのかもしれませんが、最近私はあまり使っていません。
なぜなら、キュレーションサービスの記事の抽出条件(よりおすすめする記事とするための、オーダリングスコア)が、いいね数、tweet数、はてブ数などのソーシャルシグナルが重視されているのは明らかです。
まぁその判断自体は妥当だとは思うんですが、そうなるとソーシャルシグナルの強い(すでに人気のある)ページ比率やソーシャルシグナルを得やすいコンテンツ比率が高くなり、新しい情報の取得という意味では「うむむ」感が強くなってきているからです。
そういう意味では雑誌などはもっと色々盛り上がって欲しいのですが(というより、大きな本屋の雑誌コーナーを見ているとめちゃくちゃマニアックな雑誌があったりしてびっくりさせられます)、出版不況では難しいのでしょうか。
ちなみにこのブログのネタのきっかけは、投資銀行業務についての本をパラ見したことによるものです。
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