NAISEIとかチートとか異世界転生の小説を書く時の元ネタ本(底本)紹介するよ。

異世界転生はやってますよねー。食傷気味なぐらい。いや、わりと好きなジャンルでは有りますが。
とくにNAISEIと言われる、現代知識無双的なストーリーは根強い人気があります。
まぁジャンルからして主人公補正強めに出していくたぐいの話なので人気なのはわかります。
そこで今回はそういった展開を書こうとした時に、使えそうな現代知識や、もしくはそういう科学知識が未発達な世界を書くうえでちょっとは参考になりそうな本を少し紹介。

原始時代


ジュラ紀の、今で言う南米大陸あたりにタイムスリップしたらいかにして生き残るべきか、というテーマの本。
まぁマジで恐竜時代を舞台にするのは流石にストーリー回し辛すぎると思いますが、原始時代(旧石器時代)ぐらいに飛ばされた設定なら使えると思います。
竜脚類(首が長いタイプの恐竜)の骨を使った、テントというか小屋の作り方などは、大型の動物であればある程度応用が効くでしょう。

崩壊後世界


現代文明が崩壊した後の世界ならこれ。
もし何らかの理由(核戦争とか?)で現代社会が崩壊した際に、生き残ったらいかにして迅速に文明を再興させるかという視点に立って様々な知識を整理している本です。
まぁ設定する崩壊後世界が、どの程度の科学レベルまで進んでから崩壊したのか、崩壊後どの程度時間が経過しているのかなどによって使える知識も変わってきますが、何かしら使えるでしょう。

産業革命期


産業革命=イギリス、とまとめるのはかなり乱暴ですが、まぁ産業革命ぐらいの時代を扱うのなら、19世紀のイギリスか、もしくはそれをモチーフにした世界におおよそなるでしょう。
王家・貴族のポジションで政争物を書きたいのであれば、歴史関係の書類を開けばエピソードに困ることはまぁ無いのですが、難しいのは庶民の生活・文化です。
この本は庶民というか、どちらかと言わずとも下層社会(邦題はビクトリア朝の下層社会で、絶版です)について書いているのですが、綺羅びやかでない生活がどういったものであったかを知るにはうってつけでしょう。
大体この時代にかぎらず、庶民の生活は不明点が多くなりがちです。なにせ識字率が概ね低い上に、ふつうの人間は日常生活を書き記したりはしないので、なかなか史料が残らない。
商業の記録などは割と沢山残りますが、たとえばトイレの仕方とかみたいな「わざわざ記録に残してどうするんだよ。言われなくても分かるよ」と、その時代を生きる人間が考えがちな知識は特に残りづらいです。

関係ないけど、ぶっちゃけ大したことない家格の、しかもただの女の人が書いただけの更級日記が現代教科書に載ってるとかヤバイよね。
自分が中学生の時の日記が未来に公開されたりしてるって知ったら、私なら耐えられない。

最後に

異世界で都合よくNAISEIしたり科学知識チートするには、ある程度受け入れ側にも素養がいる場合が多いと思います。
なにかツールを作ろうにも、彫金・冶金技術や最低限の薬品・試料を作れる化学がないと難しい。
現実の地球でいえば、せめてルネサンス以降、欲を言えば江戸時代ぐらいの下地がほしい。仁とかそんな感じですね。


まぁでも動力の調達や、化学の代替品として「魔法」という要素をマクガフィンとして導入するのが簡単かつよくある手法ですね。
科学知識で魔法運用効率上昇とか、化学知識で錬金術最強とか。

「マヨネーズ」とか「石鹸」とかの製法知識を持ち込むのはよくある展開ですよね。
マヨネーズはまぁ比較的簡単に作れます。使う油さえ間違えなければ、そこそこ長持ちするのでアリかもしれませんね。どうやって売るかは置いておき。
石鹸も、製法と基礎的な化学知識があれば割と簡単に作れます。
ただし鹸化作用にはアルカリがどうしても必要です。ドロドロのゆるい液状石鹸なら0からでもわりと簡単に作れますが、固形石鹸を作るには強アルカリを得なければいけません。
一から製造も不可能ではないですが、やはり錬金術的なフレーバーで基礎的な化学薬品は手に入る設定にしておいたほうが無理なく進められそうです。

実は私も一個思いついているNAISEI物の設定があるので、近く書きたいなと思っているんですが果たして本当に書く日が来るのかは不明です。

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